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少林寺拳法とは何か



少林寺拳法は1947年(昭和22年)、日本(香川県多度津町)において宗道臣が創始した“人づくりの行”です。

自分の体を鍛え、心を養いながら、まずは頼りとなる自分自身を築き上げ自己確立(じこかくりつ)、同時に自分と他人両方の幸せを考えられる人自他共楽(じたきょうらく)の育成を目指しています。
そのために道場では、「技法」「教え」の両方を学びます。

宗道臣は、自らの戦争体験の中で、『人の質』というものに気づかれました。そして、世の中の全てのことが人によって行われているとするならば、人の質を高めることが平和で豊かな社会を築くと考えられたのです。

人間は誰もが生まれながらに、成長してゆける可能性を秘めています。少林寺拳法は、その可能性を信じて日々の稽古で自分自身の向上を図り、うぬぼれでない自信と勇気と行動力と優しさを持った人づくりを目指しています。



 少林寺拳法の技法


少林寺拳法の技法は、「剛法」・「柔法」・「整法」の三法に分けられます。
自分の力を有効に活用し、相手の力を利用したり制限したりして相手を制する方法が少林寺拳法の技法です。そのため、女性や子供でも大の大人を制することができるのです。
また、技の数が多いので、楽しみながら生涯学習することができます。

「剛法」は、突き技、蹴り技、防技などの技で56種類あります。

「柔法」は、逆技、投技、固め技、守法などの技で227種類(183種類)あります。

「整法」は、整骨、活法などです。


 
少林寺拳法の6つの特徴


@ 拳禅一如・・・体を鍛え、心を養う

A 力愛不二・・・力のない愛は無力、愛のない力は暴力

B 組手主体・・・二人一組での修練が基本

C 不殺活人・・・相手を活かして、自分も活かされる

D 守主攻従・・・まず守ること、それから相手を制する

E 剛柔一体・・・「剛法」と「柔法」を共に修練